子宮脱
骨盤臓器脱とは子宮、膀胱、直腸などの骨盤内の臓器が膣から体外に出てくる状態です。
その中で主に子宮が下がってくる状態が子宮脱と呼ばれます。
これらの臓器は骨盤底筋によって支えられていますが、加齢や出産などにより骨盤底筋を支える筋肉や靭帯が弱くなり、膣外へ下垂する病気となります。
軽症の方を含めると出産経験のある40歳以上の約4割が発症します。
子宮脱になりやすい方
- ① 慢性的な咳や便秘を繰り返し、腹圧をかける方
- ② 仕事で長時間重い荷物を持っている方
- ③ 出産回数が多い方、出産時赤ちゃんが大きく難産だった方
症状
膣の違和感や入浴時に膣から丸いものが触れる
ひどくなると、尿や便がスムーズに出なかったり下着に擦れて出血する